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医院コラム

白内障について(2) 原因

前回は白内障がどういったものなのかを大まかにお話しました。
今回は白内障の原因についてご説明しようと思います。

白内障になる一番の原因は「加齢」によるものです。
年齢とともに若かったころには透明に近かった水晶体が徐々に濁りを生じてきます。
加齢という事は、ほとんどの人が白内障になるということです。
多くの方は60歳くらいから徐々に水晶体の濁りが出始め、
80歳以上ではほぼ100%の人が白内障があると言われています。
あとは、水晶体の濁りの程度、濁ってくるスピードが個人差がありますので
実際に白内障と診断され、手術になる時期が異なってくるのです。

他の原因としていくつかありますので以下に挙げてみます。
「外傷性」 以前、数年前も含めて、目を打ったことがある方は、
その目だけ白内障が早く進行します。
 片目だけの白内障で40代の若い方はこれが原因になっていることが多いです。
 ただほとんどの方は外傷の事は覚えていません。
 手術が終わったころに、「そういえば中学生の時にボールが当たったことがある」
などと思い出す方もいる方でずっと昔の外傷が影響します。

「薬剤性」 ステロイドを長期的に内服していたり、目の周りに塗布しているとステロイド白内障になることがあります。
 これだけでステロイドが怖いと思う必要は全くないのですが、
 まれに副作用で出ることがあります。

「続発性」 他の目の病気の影響ででる白内障です。
 ブドウ膜炎など、目の中に炎症を引き起こす病気がその一つです。
 また、網膜剥離手術や硝子体手術などものちのちの白内障の原因になることがあります。

「先天性」 生まれた時から水晶体に混濁があることがあります。
 この濁りが強いと赤ちゃんのうちに手術をしておかないと大人になってからも見えないままになってしまいます。
 ただ、多くの方は軽い濁りで見え方に影響しませんし濁りが強くなっていくことはまれです。

「アトピー性」 アトピーがあると若いうちから白内障になることがあります。
 理由としてアトピーの体質が水晶体の混濁を起こしてしまう、ということと、
 眼がかゆくて目をたたいてしまったり激しくこすってしまうのも誘因になります。
 これは外傷性と同じですね。
 当院でもしばしば20代のアトピー性白内障の手術を行うことがあります。


以上のように実は加齢以外の原因も多くあります。
治療に関しては原因に関係なく同じなので心配はありません。

ただし外傷性の場合には、外傷により目の構造がダメージをうけていることがあり、
通常の白内障手術では治せない場合があります。

つまり、外傷によって水晶体を支えてるチン氏帯という組織が断裂し
通常のように眼内レンズを目の中に入れることができないのです。
その際には、硝子体手術ができる施設で眼内レンズ逢着もしくは
眼内レンズ強膜内固定を行う必要があります。
当院では硝子体手術にも熟練した院長とスタッフがおり、
眼内レンズ強膜内固定術を行っています。
もちろんこの手術であっても日帰りで、また状況が悪くなければ翌日から
眼帯不要で仕事にも行けます。


さて、次回は白内障手術の方法についてご説明したいと思います。




最近は多焦点眼内レンズも認知がされてきており、はじめから
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を希望されて受診される
方が増えています。
福岡の白内障手術なら安心の川原眼科へ。
気になることがあればお問い合わせからでもお気軽にご連絡ください。

 


 

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