IPLドライアイ治療 始まりました
ドライアイと言えば、現代病の代表格。
コンタクトレンズの使用やスマホやパソコン、運転などの機会が多い現代社会では年代を問わずドライアイにかかってしまいます。
ドライアイの治療は主に点眼です。
しかし、中には頻回の点眼や、数種類のドライアイの点眼でも目の表面がゴロゴロして痛みが改善しない症例や、見え方にも異常がでることがあります。
点眼で良くならない場合には「涙点プラグ」といって涙の排出孔である涙点にふたをする治療があります。
それでも治らない場合もありますし、プラグは自然に脱落してまた入れなおさないといけないこともあります。
いずれにしても一時しのぎの治療でしかなく、ドライアイはずっと点眼していかなければならない病気でした。
近年、そのドライアイに対し、点眼などと違って根本的に治療を行える方法が出てきました。
IPL(Intense Pulsed Light)治療といいます。
私も学会などでその治療については知っていましたが、まだ当時は半信半疑でした。
というのもまだ医学的なエビデンス(根拠)が乏しく、そういったものがないときちんとした治療として認めるつもりはなかったからです。
そしてその治療の効果についての論文が多数揃い、世界中で効果が確認されたため、遂に当院でも導入に至りました。
まだ九州でも、福岡でもこの治療が行えるところはほとんどありません。
さっそく、昨日、点眼や涙点プラグでも改善しない2名のドライアイの患者さまにIPLドライアイ治療を施行しました。
この治療は一度で良くなるものではなく、最低4回は行うことで効果が出てきます。
当院では4回施行を1クールとして治療を行っています。
その後は、もう少し回数を重ねた方が良い方には追加施術を、4回で効果が得られた方は、メンテナンスとして半年に一度くらいの施術をお勧めしています。
詳しくはこちらをクリック。
実際に私を含めスタッフ全員が経験しながら、患者さまにも施行を行っています。
ドライアイに悩んでいる方は世の中にたくさんおられます。
身近な疾患ですが、これまで治せなかった病気を治せるようになることは素晴らしいことだと思っています。
これからドライアイで悩む多くの方の治療に関わっていければ幸いと考えております。
お気軽にご相談ください。
福岡でのドライアイ治療なら
粕屋町の川原眼科へ。