再生しない角膜の細胞
こんにちは視能訓練士の永松です
最近スポーツジムに通い始めました!
日々健康に気遣い、体力作りに励みたいと思います😃
さて、今日は角膜内皮細胞顕微鏡検査(スペキュラーマイクロスコープ)についてお話したいと思います
この機械は、角膜の内皮細胞の数や大きさ、形を調べています
角膜は5層構造になっていますがその中で最も内側にあるのが角膜内皮細胞です
生体内では再生できない細胞といわれ、正常眼でも加齢により徐々に細胞数は減少していきます
さらに白内障や緑内障など内眼手術による侵襲や、コンタクトレンズ長期装用による酸素不足など、さまざまな要因でも細胞は減少していきます
スペキュラーマイクロスコープは角膜内皮細胞が健康な状態なのか、異常がある場合は障害の状態や程度を知ることができます
<検査の流れ>
①患者さんに顎台と額当てに顔を乗せてもらいます
②内部固視灯(緑の光)を注視してもらいます
③測定 1回の測定で複数枚撮影しているので最も解析に適した画像を選びます
④検査結果解析
当院では白内障手術やICL(近視矯正手術)などの術前術後で測定しています
角膜内皮細胞が減少すると、透明度が保てなくなり角膜が混濁したり、視力が低下したり、最悪の場合は角膜移植などが必要になります
目でお困りの方は福岡の川原眼科へご相談下さい