はやり目が流行中
お盆が終わり、雨の日が続きますので急に涼しくなった印象ですね。
今年の夏は急に暑くなり、また急に涼しくなった気がします。
これからまた台風の季節がやってきますので、天候の変化にはお気を付けください。
さて、去年、猛威を振るった 「はやり目（流行性角結膜炎）」が
今年も流行の兆しをみせています。
去年のはやり目は症状が非常に強く、角膜が白く濁ってしまう
「角膜炎」を合併し、かすんで見える症状を訴える方が多かったです。
はやり目になって1年以上経過しているのにいまだに良くならず点眼治療
を行っている人もいるくらいです。
症状があるときも、腫れやめやに、痛みで非常につらいのですが、
後遺症が長く続くのもとても苦痛だと思います。
はやり目になってしまうと、どう治療しようと治るのに2週間は
かかります。
というのもはやり目はアデノウイルスによる感染症で、
このウイルスに対する特効薬はありません。
体の中でこのウイルスに対する免疫ができ、体から排除されるまで
治らないのです。
残念ながら点眼したからといって早く良くなるわけではないんです。
点眼は強い炎症、症状を抑えるだけになります。
非常に強い炎症を起こしますので、きちんと効くステロイドの点眼
が必要です。
はやり目になると保育園、幼稚園、学校は通学禁止です。
大人は就業禁止とはなりませんが、非常に感染しやすいので職場での
流行に注意が必要です。
医療関係者や学校関係者、多くの人と接する職業の方は治るまで
休職するのが望ましいと思います。
家族内に感染者が出た場合にはタオルを分けて使う、しっかり手を洗う、
などの予防対策が大切です。
暑さもやわらぎ、徐々に手術を希望される患者様が増えてきています。
当院ではできるだけ患者様のご希望にあわせて、早期に手術を
行えるよう対応しています。
また、網膜剥離などの緊急手術を要する病気には時間外でも対応しております。
基本的にどんな難治な眼科疾患であっても日帰り手術が可能です。
困ったことがあればご相談ください。
福岡の白内障手術、硝子体手術は、
日帰り手術専門の川原眼科へ。
トリアスモール内にある久山クリニックは土日、祝日も診療を
行っていますので、そちらも是非ご利用下さい。
