アイドラ
こんにちは。
視能訓練士のザッキーです。
最近は外も冷え込み、ついにコロナの第3派がきましたね。
患者様にはご不便をおかけしておりますが、いつもマスク着用のご協力を頂きありがとうございます。
当院では検査機械等は毎回消毒を行っておりますので、安心して検査を受けていただけると思います。
さて今回は、ドライアイIPL治療の適応検査で用いる「アイドラ」という機械の紹介を行いたいと思います。
IPLに関しては、リンクよりご確認頂けます。
https://www.kawahara-ec.jp/services/dryeye1.html
アイドラという機械は、涙液を層別に評価することでドライアイのタイプを分類したり、高機能ソフトで定量・定性測定することで、経時変化を記録することが出来ます。
数値で確認出来るため、値変化が分かりやすいのが特徴です。
主な検査項目としては4つほどあります。
①AUTO INTERROMETRY インターフェロメトリ
光干渉を利用し油膜の動画を撮影し、油膜の厚みを測定します。
②TEAR MENISCUS HEIGHT 涙液メニスカス
涙液メニスカス(目の表面の涙の量)の深さを測定します。
③AUTO NIBUT オートブレークアップタイム
角膜に映し出されるリングの歪みを検知し、涙液層破壊時間(まばたきをしないで、表面の涙の膜が破壊されるまでの時間)を計測します。
④MEIBOGRAPHY マイボグラフィー
マイボーム腺(目の脂が出る線)の形態を赤外線で撮影し、脱落エリアを計測し4段階のマイボスコアにて評価します。
検査中は少し眩しく感じますが、基本的には1点を見続けるだけなので、患者様には負担なく行うことが出来ます。
しかし、中には10秒間まばたきを我慢して頂く検査もあります。
このまばたき我慢がチョッピリ辛いかもしれません(;'∀')💦
こちらの検査をIPLの度に行って頂き評価を行います。
最近はドライアイで悩まれている患者様がIPL希望で来院されています。
日々視力検査していると、ドライアイの方は特に辛そうな感じがひしひしと伝わってきます。
少しでも辛さが減ると良いですね( ^ω^ )★
ドライアイでお困りの方は、是非福岡の川原眼科へお越しください。