視野検査について
こんにちは(#^^#)
視能訓練士のザッキーです
最近日が落ちるのが早くなりましたね。
少し寒さも出てきているので、日々着る服に悩んでいます。
さて今日は視野検査についてお話をしたいと思います。
視野検査とは1点を見つめた時の視界の範囲を調べる検査を指し、緑内障や視神経疾患、脳腫瘍等の疾患の早期発見、詐病など様々な診断に用いられます。
大まかに静的視野検査と動的視野検査の2種類があり、それぞれ目的が違うので症状に合わせて検査を行います。
まずひとつめはハンフリーという静的視野検査機械です。
1点を見つめた状態で、視界周りから光がポツポツとランダム出てくる検査機械で、中心視野の閾値や感度が分かります。
比較的短時間で終わるので、あまり疲れがない検査になります。
ふたつめはGPという動的視野検査機械です。
1点を見つめた状態で、視界の端から光が動いて出てくる検査機械で、全体的な視野の範囲を把握するのに適します。
ハンフリー視野検査と比べ検査時間が長いので、やや疲れるかもしれません。
どちらの検査機械も眠気や集中力に結果が左右されることがあるので、患者様の様子を見つつ日々検査を行っています。
たまに「眼を動かさないで下さい」と言われるのは、目が動いていないかこちら側から目をモニターで観察しているためです。
少し疲れるとは思いますが、病状をしっかり把握するための大切な検査なので頑張りましょう。
尚、視野検査は予約制になりますので、事前にご予約をお願いいたします。
眼の病気のことなら福岡の川原眼科までお越しください。