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医院コラム

製薬会社 社内研修会で講演しました

先日、某製薬会社の社内研修会で講演を行いました。
最近は学会も含めて現地開催はあまりなく、ほとんどがwebでの開催となっており、社内研修会もwebで講演をさせていただきました。

内容は、ドライアイの新規治療である「IPL治療」と「近視進行抑制治療」についてでした。

IPL治療は、昨年から当院でも取り入れているドライアイの治療で、従来点眼でしか治療できなかったドライアイを根治的に治療する治療法です。
詳しい説明は以下を参照してください。
https://www.kawahara-ec.jp/services/dryeye1.html

ドライアイの原因のほとんどはマイボーム腺の機能不全です。
IPL治療はそのマイボーム腺に作用し、点眼に頼らない状態を作ることができます。
「ずっとコンタクトができなかったけどコンタクトレンズを入れることができるようになりました」
「点眼をあまりしなくなりました」

「ドライアイで目が痛くなることがなくなりました」
など嬉しい声をたくさんいただいております。

点眼は対処療法でしかありません。
つまりはその場しのぎでしかないということです。
点眼でも解決しないドライアイの方はぜひご相談ください。


また、近視抑制治療は主に「マイオピン点眼」「オルソケラトロジー」の二つです。
マイオピン点眼はアトロピンという成分が入った点眼薬で、統計的に唯一効果が実証された点眼薬です。
オルソケラトロジーはもともと見えるようにするための矯正コンタクトレンズでしたが、副産物として近視の進行を抑制することがわかったものです。
当院でもすでに300人以上の子供さんたちがオルソケラトロジーを行っていて、当院のデータでも有意に近視進行が抑制されているのがわかります。



最近はスギ、ヒノキの花粉症の方が増えており診療までお待たせすることも増えておりますが、できるだけお待ちいただく時間が短くなるように走り回っておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

白内障手術のご相談も増えており3月の予約も取りずらい状況です。
できるだけ手術までのお時間をお待たせしないようにしておりますが、お急ぎの方はお電話でも予約を抑えることが可能ですのでその際にはお電話いただければと思います。

 

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