脳疾患からくる視野異常
こんにちは視能訓練士の北生です
徐々に過ごしやすい気温になってきましたね
今年の夏はお祭りや花火大会が3年ぶりに行われたようでwithコロナの時代になってきたんだと感じます🎇
さて、今日は脳疾患からくる視野異常についてお話したいと思います
視野の半分が見えなくなることを半盲といい、半盲には次のような種類があります
同名半盲:両眼の視野の右または左の同側半分が見えなくなるもの
視索から皮質視中枢の間の障害で起こる
右側半盲と左側半盲がある
異名半盲:両眼の視野の反対側半分、すなわち耳側半分あるいは鼻側半分が見えなくなるもの
視交叉部の障害で起こる
両耳側半盲と両鼻側半盲がある
4分の1盲:両眼の視野の同側の1/4の視野が欠損したもの
視放線から視中枢の間で障害されたときに起こる
当院には視野検査の機械が2種類ありますが、脳疾患からの視野異常の検出には、視野の大きさおよび輝度をかえて検査を行いより広い範囲を測定するゴールドマン視野検査での検査が有効です
脳梗塞など脳疾患の既往がある方に対して検査を行います
眼科での視野検査により脳疾患がみつかる場合もあります
目のことでお困りの方は福岡の川原眼科へお越しください