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サギングアイ症候群について|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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医院コラム

サギングアイ症候群について

こんにちは!視能訓練士の楠原です!

今年も梅雨の季節になり夏までもう少しですね🌟

この季節の変わり目にこそ、体調管理をしっかりして夏を満喫しましょう🎆

 

5/27にサギングアイ症候群という病気について後関利明先生に講演して頂きました!

後関利明先生は熱海の国際医療福祉大学の医学部准教授をされてる方です!

講習会もすごくわかりやすく、とても勉強になりました!

 

みなさんサギングアイ症候群はご存知でしょうか❔

 

 

サギングアイ症候群とは?

加齢とともに眼窩の結合組織が損傷する、加齢性の斜視です。

 

自覚症状

・物が二つに見える

・何かぼやける(眼鏡かけてもすっきりしない)

・焦点が合わない

・距離感がつかみにくい

・見え方が乱視っぽい     等があります

 

原因

眼窩Pulley(プリ―)の劣化と言われています。

眼窩Pulleyとは眼球の赤道部に多く、簡単に言うと滑車(力の方向が変わる所)のことです。このPulleyを軸に眼球が動いています。

眼窩Pulleyは外眼筋の機能的起始部の作用があり、外眼筋の位置ずれ防止しています。

Pulleyの劣化を特に受けやすいのは

LR(外直筋)―SR(上直筋)バンドと言われています

LRには目を外に向ける作用があり

SRには目を上に向ける作用と回旋の作用があります

なのでこのバンドが緩んだり、切れたりするサギングアイ症候群では物が左右や上下にずれたり斜めにみえたりします。

 

※外側(耳側)についている筋肉が外直筋(LR)で、上に付いている筋肉が上直筋(SR)です。この間を繋ぐバンドをLR-SRバンドと言います。

 

治療

プリズム眼鏡で二重に見えるのを無くす対処療法や

どうしても気になる時は手術によっても治すことが可能です。(川原眼科では斜視手術は行っておりません。)

 

目のことでお困りでしたら、福岡の川原眼科へお越し下さい!

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