眼鏡店で眼科受診を勧められたら
こんにちは。視能訓練士の永田です。
眼鏡を作る為に眼鏡店に行ったら、視力検査でレンズを入れても視力が出ないので眼科受診を勧められましたと来院される患者様がよくいらっしゃいます。
このような場合、視力が出にくい原因となっている病気を調べる為検査・診察をし、治療を行っていきます。
例えば視力不良の原因が白内障であった場合、治療法は手術しかありません。
白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを入れる手術です。
このレンズは、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類に大きく分けられます。
単焦点眼内レンズ・・・一点にしかピントが合いません。
遠くにピントを合わせると、手元を見る時には老眼鏡が必要で、近くにピントを合わせると手元の新聞や本などは老眼鏡なしで見えますが、それ以外は眼鏡が必要です。
どちらのレンズを入れるかは、医師・スタッフと相談の上、患者様ご自身に決めていただきます。
多焦点眼内レンズ・・・遠くから近くまで広い範囲にピントが合わせられます。
遠くも近くも生活のほとんどの場面(スマートフォンを見るなど)において裸眼で見ることができます。(とても細かい文字を見たい時などは老眼鏡が必要なこともあります)
*多焦点眼内レンズ(現在当院では5種類取り扱い中)を入れる場合、レンズの種類によって手術が選定療養となるものと自費治療になるものがあります
白内障手術なら福岡の川原眼科へ