☻白内障手術☺
こんにちは!看護師の宮﨑( *´艸`)です。
今回は先日行われた勉強会のことについて書きたいと思います。
みなさん、「白内障」はよく聞いたことがあると思います。
白内障とは加齢等により水晶体という部分が濁ってくるために、
かすんで見えにくい・まぶしい等の症状が出てきます。
治療法は手術になります。
患者様から「早く手術すると、また手術しないといけないでしょう?」
と言われる方が結構いらっしゃいますが、手術は基本的には1度きりになります。
眼の中にレンズを挿入しますが、レンズの種類は2種類あります。
🌼単焦点レンズ:遠くまたは手元のどちらか一方にのみピントが合う。ピントが合わない距離は必ず眼鏡が必要です。
🌼多焦点レンズ:遠方と近方にピントが合うため、おおむね眼鏡なしでの生活が可能です。
今回は遠方と近方だけでなく、「遠方・中間・近方の全ての距離にピントが合う」新発売の多焦点レンズに関する勉強会でした。
見える範囲だけでなく、従来の多焦点レンズと違う点は
ハロー・グレア現象(暗い所で光の周囲に輪が見える・光が眩しい)がありましたが、それが抑えられているため、
夜間運転する時に車のライトがぎらついて見えにくく、運転が多い方にも適しています。
また、色彩コントラストの鮮明度が高くなっているため見え方の質がアップしています。
手元は40cmくらいまでがよく見えますが、
それより近い距離は少し見えにくいことがあるため読書や裁縫をする事が多い場合には
眼鏡をかけた方がよく見えます。
しかし、普段の日常生活を過ごす分には眼鏡を使用せずに過ごしていただくことが出来ます。
遠方から近方まで自然な見え方であるため、
これまでの多焦点レンズのように、見え方に慣れるまで時間がかかるということも少ないため、
高齢の方にもおすすめです。
この新発売のレンズも当院で導入する予定となっています。
患者様の生活スタイルに合わせたレンズが選択でき、快適に過ごしていただけるようになります。✨
最近見えづらくなってきたな…と感じる方は是非1度受診されて下さい。
お待ちしております!(^^)!