お知らせ・コラム
新しい多焦点眼内レンズPanOptix Pro
昨年4月のアメリカ白内障学会@ロサンゼルスに参加した時に、Alcon社の多焦点眼内レンズの新モデル「PanOptix Pro」が発売になることを知りました。
帰国した際に日本のAlcon社の社員にその新しいレンズのことを尋ねるとまだ聞いたことがないということでしたので、まだ新しい情報だったのだと思っていました。
そのPanOptix Proがいよいよ本年4月から日本でも使用できるようになります。
さらに当院では今月から使用可能な先行機関となっております。
すでにPanOptix Proを希望されている方がおられますのでまもなく手術の予定となっております。
このPanOptix Proはこれまでの多焦点眼内レンズと何が違うかというと、
一番は光利用率が94%と高いということです。
どういうことかというと、これまでの多焦点眼内レンズはこれまでのモデルであるただのPanOptixを例に挙げると、
光利用率は88%でした。
目の中に入ってくる光情報の12%はロスしているということです。
これはコントラストの低下(はっきり具合が弱くなる)につながります。
年々、多焦点眼内レンズも進歩し、コントラストはかなり単焦点眼内レンズに近づいたと言われていましたが、
それがさらに高まり、多焦点眼内レンズでもより単焦点眼内レンズに近いはっきりしたコントラストを得ることができるようになるということです。
光利用率があがると遠方の見え方が良くなるだけでなく、近方の見え方も改善します。
そのためPanOptix Proでは遠方から近方までの見え方がさらに高まることが期待できます。
